【転勤族妻の妊活記録】妊活開始のタイミングは?夫と話し合ったことは?
みなさん、こんにちは!まりです。
わたしは今年の春に出産を控えています。
子供が産まれている世界をまだまだ想像できませんが、
お腹に話しかけるとポコポコと返してくれたり、
思わず「おえぇっ!」と声が出てしまうような強いキックを食らったり(笑)
日々お腹の中にいる子供を愛おしく感じています。
今回の記事は備忘録も兼ねて、『【転勤族妻の妊活記録】妊活開始のタイミングは?夫と話し合ったことは?』についてお話していきます。また、
- 夫、妻と子供に対する気持ちが一致しない
- 仕事のこと、転勤のタイミング…いつから妊活を始めていいか分からない
- 妊活ってみんなは具体的になにをしているの?
と悩んでいる方に、わたしの妊活記録が少しでも参考になったり、気持ちが軽くなったり、共感できたり…役立つことができればうれしいです。
1 妊活を始めるまでの葛藤
1-1 子供が苦手な妻
気付いたときから何となく子供が苦手でした。
ディズニーとか行くと、友人達が子供を見て「かわいい~~!」と言ったり、
アトラクションの待ち時間に前にいる子に話しかけたり手を振るなか、わたしは同じようにできませんでした。
「子供かわいいよね!」に、「…うん…」と言わなきゃいけない義務感、
『女性=子供好き』『子供=かわいい』な世間の感覚が苦痛でした。
1-2 子供が早くほしい夫と、子供を望んでいない妻
わたしは25歳、夫は26歳で結婚しました。
結婚当初から「子供が好きだから、第1子は28歳までに欲しい!3人兄弟にしたい!」と話していた夫。
対して子供が苦手はわたしは、自分の子供がいる未来を想像できませんでした。
付き合ってから1年経たずに結婚したいわゆる『スピード婚』だったこともあり、
「夫婦の時間が欲しいから子供は2年待ってほしい。子供が苦手で、今は欲しいと思えない。」と正直に夫に伝えました。
夫は『夫婦の時間を楽しんでから子供を考えた方がいい』と周りの人にアドバイスを貰い、気持ちが変わったようで、
『子供をどうするかは2年後に考えよう。それまでは夫婦の時間を大切にしよう。』となりました。(夫、夫の周りの人…ありがとう!!!)
1-3 子供が欲しいと思ったキッカケ
待ってもらっている2年の中で、『子供が苦手…』から、『自分の子供欲しいな』と気持ちが大きく変わるキッカケが2つありました。
1つ目は、瀬尾まいこさんの『君が夏を走らせる』という作品に出会ったことです。
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金髪の不良少年・大田くんが、先輩の子供である一歳十か月の鈴香の面倒を見ることになったというお話です。
大田くんの育児を遠くからそっと覗かせてもらっている感覚で読み進めていました。
『育児』とは未知の世界のもので、漠然と『大変そう…』というイメージで敬遠していましが、
子供も親(小説の中では親の後輩の大田くん)もこうやって出来ることが増えて、共に成長していくんだ…!とグッと身近なものになりました。
何より鈴香が愛らしくて…!『自分の子供だったら…』と変換して読み進めると更に愛おしさが増していきました。
2つ目は子供用品を扱う某チェーン店でパートとして働き始めたことでした。
店内掃除をしてる後をちょこちょこっとついて来たり、
じーっとこちらを見てにこっとしてくれたり、
レジで「〇〇買ってもらったの~!」「お姉さんありがとう!」と話しかけてくれたり…
子供の純粋無垢な姿を日々見ていく中で、気が付いたら『子供…かわいい…!』と思っている自分がいました。
自分の子供だったらますますかわいいんだろうなぁと置き換えて想像することも増え、自然と『夫との子供欲しいなぁ…』と気持ちが芽生えてきました。
直感で魅かれて買った小説。
近所でたまたま求人募集していて、奇跡的に採用してもらえた某チェーン店での仕事。
子供に対して何十年も苦手意識があったのにどうして気持ちが大きく変わったんだろう?と今でも不思議に思います。
キッカケはいつどんな形でやってくるのか分からないものですね。
1-4 気持ちが固まるまで待ってくれた夫
夫に子供が欲しいと伝えたのは結婚して1年半が経った頃でした。
夫は「ほんとに!?!いいの!?」と大喜び!
何度か「子供欲しいよね?」と聞いては「欲しいけど、まりの気持ちが一番大事だから」と言ってくれ、
急かすことは一度もなく、わたしの気持ちが固まるまでずっと待ってくれていました。
夫の、全てを受け止めてくれる大きな心と優しさが
『この人と自分たちの子供を大切に育てていきたい』と妊活に踏み切れるようになった一番の理由です。
2 いつから妊活を始める?
2-1 仕事は?転勤は?妊活を開始するタイミング
妊活を始めるにあたって、仕事、不妊治療のことなどいくつか話し合い、ざっくり計画を立てて進めていくことになりました。
2021年12月 妊活スタート
2022年1月 某チェーン店退職
※春の転勤が決まっていたので
2022年3月 転勤
※2022年内に子供を授かりたい計画ため、転勤先では仕事はしないor短期の仕事で繋ぐ
2022年6月 ここまでに授かることができなければ、不妊治療開始
2-2 転勤するはずが…妊活計画が崩れる
なんと…!2022年の3月に転勤するはずが、諸事情により転勤話が消え、
今の勤務先での勤務延長が決まったのです。(こんなことある!?え、転勤族あるある!?)
某チェーン店も退職して、引っ越し荷物を半分以上まとめていた時に言われたのでさすがに怒り狂いました(笑)
希望も職も失った…。
2-3 妊活を続ける?お休みする?年齢と環境どちらを優先するか
転勤話が無くなったことで、『妊活を続けるか?お休みするか?』話し合うことになりました。
第一条件として、転勤してから子供をと決めていました。
- 今の住まいは東北の小さな町で、産院が1軒しかない
- お互いの実家が四国のため、簡単に助けを求められない
- 雪に不慣れで、子供がいなくても雪のある生活に苦労している
- わたしは雪道を運転できないので、夫の不在時に子供が急病になったら病院に連れていけない
などの理由からです。
しかし、この時わたしは27歳(28歳になる年)。夫は28歳(29歳になる年)でした。
- 体力や金銭面を考慮して、20代のうちに第1子、高齢出産といわれる35歳までに第2子を出産したい
- 第1子を授かるまでにどのくらいかかるのか、治療が必要になるのか分からないのに次の転勤まで待つ気持ちの余裕がない
- 高齢出産による様々なリスクを避けたい
と考えていたので、仕事は短期で繋ぎながら、
東北の小さな町で妊活を続ける(年齢を優先する)ことになりました。
3 わたしたちの妊活
3-1 妊活の基礎知識を身に付ける
20代だしすぐ子供を授かれるよね!と甘い考えを持っていました。
ところが、思っていた時期には授かれず…。
色んな産院のブログや、オムロンの妊娠・出産に関するQ&Aを読んでタイミング法の基礎知識を身に付けました。
意外と間違えて認識していることも多く、勉強になりました。
3-2 基礎体温を記録する
少しでもストレスを感じると生理周期が遅れていたので、アプリの排卵日予測は当てになりませんでした。
「なんか体調悪いな…」と思うと必ず基礎体温が上がり高温期に入る傾向にあったことは基礎体温をしっかり記録していたからこそ分かったこと。
排卵日前後の自分の体調の変化が自覚でき、上手にタイミング法を取ることに繋がりました。
ただ、基礎体温って朝起きてすぐ測らないといけないんですよね。
「今日は測るのいいや~」と面倒になりかけているところで夫が「基礎体温測った!?」と毎日声をかけてくれたので何とか継続することができました(笑)
わたしは予測式のこちら↓の婦人体温計を使って、ルナルナのアプリに自分で入力していました。
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朝苦手な方や、アプリへの入力を忘れてしまいそうな方は、アプリと連携できるこちら↓の婦人体温計がおすすめです。
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3-3 ストレスを溜めない
4月に花粉症のアレルギー症状と不眠でストレスが溜まり、2ヶ月も生理が止まりました。
数年しかいない町の診察券を増やすのと初診料がかかるのが嫌で(転勤族あるある!?)病院には行かなかった結果がこれです。(反省)
ストレスが溜まる→生理周期が乱れる→妊娠のチャンス減ると焦る→自己肯定感が、低いので自分を責める→ストレスが溜まる…と悪循環なので
取り切れるストレスは取っちゃいましょう!病院にはちゃんと行きましょう!(笑)
自己肯定感が低いことは自覚していたので、少しでもそのストレスを取れれば…とこちらの本を参考にしていました。
『7日間で自己肯定感をあげて自分らしく生きる方法』
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3-4 排卵日予測検査薬を使う
排卵日予測に苦労していたわたしにとって『排卵日予測検査薬』との出会いは、
それはそれは衝撃的でした…!!(たまたま見た雑誌に載っていて妊活中に初めて知りました)
近所の薬局にはなかったのでネットで何回分かまとめて購入して、
次回から使おう!と思っていた時に妊娠が分かったので、
結局使用せず薬箱で眠っています。
第2子を考え始めたら使ってみたいと思います。
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3-5 不妊検査・治療の検討
不妊検査・治療に関して夫は抵抗がなく前向きだったので、
タイミング法で半年経っても授かることができなければ不妊治療を開始しようと決めていました。
夫婦で不妊検査を受けられる病院も調べていました。
4 妊活開始から子供を授かるまで
転勤話が無くなるハプニングもありましたが…妊活開始から半年後に子供を授かることができました。
2021年12月 妊活スタート
…タイミング法×
2022年1月 妻某チェーン店退職
夫長期出張のため、妻地元で短期バイト開始
…別居でタイミング法取れず
2022年2月 夫長期出張、妻地元で短期バイト終了
…別居でタイミング法取れず
2022年3月 夫長期出張から戻り、再び一緒に暮らす
…タイミング法×
2022年4月 花粉症のストレスで生理が止まる
…タイミング法取れず
2022年5月 妻某チェーン店で短期パート開始
…タイミング法×
2022年6月 ストレスで再び生理周期が乱れる
…タイミング法〇
2022年7月 妊娠が分かる
6月はアプリが予測した排卵日が来ても体調の変化がなく、
「また生理周期乱れてる…」と落ち込んでいましたが、
自分の身体のことは自分が一番分かるんだ!となんとか気持ちを奮い立たせ、毎日の身体の変化を意識しました。
「直感だけどそろそろかも!!」と夫に伝え、仕事の調整をしてくれました。
そして、授かることができた時は人生で一番の喜びを感じました。
夫は何度も何度も検査薬を見て喜んで、「まり、ありがとう!!」と言ってくれました😭
5 妊活前から子供を授かるまでに夫と話し合ったこと
妊活前から子供を授かるまで、以下のことを夫と話し合いました。
- 子供を望んでいるか、望んでいないか
- 何歳までに、子供は何人欲しいか
- 子供に対する自分の気持ちの変化
- 妊活を始める時期、妊活中仕事は続けるか、どこで子供を育てるか、不妊治療はいつから開始するかなどざっくりな妊活計画
- 年齢と、マタニティ・育児中の環境のどちらを優先するか
『何を話すか』も大切ですが、一番大切なのは『何でも話せる関係性』だと思います。
話し相手も遊び相手も夫(妻)しかいませんし、
片道2時間半かかる最寄りのショッピングモールへの道中はずっとおしゃべりしていたことが、
逆に親友のように何でも話せる関係性にしてくれて、
デリケートな内容ではありますが話づらかったことは特にありませんでした。
6 最後に
妊活を始めてすぐの頃、予定日を過ぎても生理が来なくて怖くて泣いたことも、
生理が来てホッと安心したようなでも悲しいような気持ちも、
いつしか、「生理が来ませんように…!」と強く願うようになったことも、
友人の妊娠報告に焦ったことも、
わたしたちが親になるためには必要な過程だったのだと思います。
葛藤、焦り、悩み…どんな時も隣で支えてくれた夫と、
今お腹を元気に蹴っている子供の親になれることを幸せに感じます。
妊活はデリケートな内容なので周りの人に相談できなかったり、
更に転勤族は転勤のタイミングや仕事、育児の環境と考えることがたくさんあると思います。
今回の記事が少しでもみなさんの参考になればうれしいです。